1992-06-18 第123回国会 参議院 文教委員会 第8号
○針生雄吉君 詳しい御説明をありがとうございました。 視点を変えてみますと、これはまだ講座にはなっておりませんけれども、和漢診療学の試験に合格しなければ宮山医科薬科大学を卒業できない、すなわち和漢診療学の試験に合格しなければ医師国家試験は受験できないという、ここが大切なところでございます。つまり、東洋医学、和漢診療学が必須履修科目になっております。ですから、東洋医学、和漢診療学を履修して合格しなければ
○針生雄吉君 詳しい御説明をありがとうございました。 視点を変えてみますと、これはまだ講座にはなっておりませんけれども、和漢診療学の試験に合格しなければ宮山医科薬科大学を卒業できない、すなわち和漢診療学の試験に合格しなければ医師国家試験は受験できないという、ここが大切なところでございます。つまり、東洋医学、和漢診療学が必須履修科目になっております。ですから、東洋医学、和漢診療学を履修して合格しなければ
○針生雄吉君 特段の御配慮をお願いしたいと思います。 次に、大学教育における東洋医学、特に漢方医学の教育、研究、治療に関連してお尋ねをいたします。 先日、約三週間ほど前になりますけれども、北陸宮山市の国立富山医科薬科大学に伺いまして、附属病院の和漢診療部の寺沢教授初めスタッフの方々からいろいろ御意見をお聞きし、種々教えていただいてまいりました。 〔委員長退席、理事田沢智治君着席〕 特に御要望
○針生雄吉君 最初に、学校週五日制関連の質問をいたします。 学校週五日制の実施に伴って、学校等の教育施設附属の寄宿舎に入寮している障害を持つ児童生徒が保護者の住んでいる場所へ帰省する機会が多くなることになります。今まで年十四回程度だったのでありますけれども、月一回の週五日制の施行で年に二十回程度になるとの試算もあります。この帰省の際の帰省旅費の補助金の支給に関して見通しはどうか、障害教育関係の方が
○針生雄吉君 大変ありがとうございました。
○針生雄吉君 大変ありがとうございました。 森先生に。先生が六つの項目をお挙げになった中で、私が非常に感銘を受けましたのは、豊かな社会における教育のあり方という項目でございます。明治以来百二十年の教育の中で、泳げる人が泳げない人を助けるというような考え方というのは我が民族の中にはあったはずでございますけれども、最近は泳げるのに助けないという風潮が出たりして、何々反対というような、今盛んにやっておりますけれども
○針生雄吉君 本日は、両先生におかれましては、本当に大変貴重なお話をありがとうございました。 私は、両先生にそれぞれ、学校教育というと大げさでございますけれども、教師の立場から、こういう問題はどうしたらいいんだろうかということをお一人一問ずつ質問させていただいて御見解をお伺いしたいと思います。 最初に幸田先生に、両先生のお話の中にもありましたけれども、幸田先生も教師の意識変革を期待したいという旨
○針生雄吉君 三番目に、看護医療職員の確保についての御意見をお伺いしたいんですけれども、一般病院、特に各種のリハビリ医療に多くのマンパワーを必要とする整形外科とか、また密度の高い介護を必要とする精神科などの人員確保が困難で、特に都会よりは地方で看護婦さんやPT、OTなどの看護医療職員の確保が難しいと聞いております。現状とこれについての御意見をお伺いいたします。
○針生雄吉君 ありがとうございました。 二番目に、医療法は施設法であるという批判がございます。それに関連することでございますけれども、医療法ないしは医療法施行規則なんかでは標準人員というのがありまして、その標準人員基準を満たしているか満たしてないかによって診療報酬の減額ということが行われるわけであります。今回の四月一日の診療報酬の改定によりまして、医療法で規定されている標準人員基準の七割以下についての
○針生雄吉君 公明党の針生でございます。 きょう参考人としておいでいただいた四人の先生方に、公明党・国民会議を代表いたしまして、お忙しいところ、また遠路おいでくださったことに対しまして心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。 私は、最初中野先生に三つ四つの質問をさせていただきまして、次いで各先生方にも御質問をという形で進めさせていただきたいと思います。 最初に中野先生に、先ほど来論議
○針生雄吉君 まさに効けばいいということでありまして、科学的な物差しで見て明らかにおかしいとかイカサマであるというようなものは治療法として取り入れるべきではございませんけれども、ただ単に西洋科学的な、あるいは科学的な物差しで証明できないから医療の対象にはならないという、それはやはり無認識なお考えと言わざるを得ない。医療の目的と申しますのは、国民大衆の幸福の増進にあるという、そういう大目的を再確認する
○針生雄吉君 しかし、このたびの改正案においては、第一条の二に、医療の「内容は、単に治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならない。」、「疾病の予防」という言葉が入っておるわけであります。つまり、医療の理念、医療の概念の一つとして「疾病の予防」というものを明記している、こういうことがあるわけです。私はこれを評価するものでございます。 さらに政府
○針生雄吉君 本日は、我が党の厚生委員の高桑大先輩も所用で御欠席でありますし、我が党の新進気鋭の木庭委員もおりませんので、鬼のいぬ間の何とやらではありませんけれども、質問をさせていただきます。 公明党の国会議員の一人としての使命感から東洋医学の治療、漢方医学治療に関連した質問をさせていただきたいと思います。前半は今回の医療法改正案の条文、内容と関連した質問でございまして、後半の二、三の質問は、今回
○針生雄吉君 今大臣がおっしゃったことがそのままスポーツ振興法の中にも書いてございます。 〔委員長退席、理事木宮和彦君着席〕 もう古く一九六一年に制定されましたスポーツ振興法の第一章第一条第一項の目的のところに、「この法律は、スポーツの振興に関する施策の基本を明らかにし、もって国民の心身の健全な発達と明るく豊かな国民生活の形成に寄与することを目的とする。」、国民の心身の健全な発達をサポートするために
○針生雄吉君 ありません。
○針生雄吉君 最初に、都内北区に建設予定のスポーツ科学センターに関する質問でございますけれども、ちょっと確認をしておきたいんですが、このスポーツ科学センターは国立てよろしいんですか。——国立ですね。 国立スポーツ科学センターに関する質問でありますけれども、最初に、政府のスポーツに対する基本的な政策、あるいはスポーツ行政の基本といったこと、なぜスポーツをするかというスポーツの目的ととっていただいても
○針生雄吉君 大変ありがとうございました。もう厚生大臣以上の御答弁でした。これはやはり政治的決断というのが必要なわけでございますので、ぜひ総理になっていただかないと、余り先輩の悪い面は学ばないでひとつ清潔な総理になっていただきたいと思いますけれども。 冗談はさておきまして、次に今回の改正案に関した質問に移りたいと思います。 地域によって国立大学が都会の中心部にあって、その国有地の有効活用が地域の
○針生雄吉君 今御報告ありましたように、医学部における東洋医学講義の内容を見てみますと、現状といたしましては、基本的には西洋医学の立場に立って、西洋医学の理論にのっとって東洋医学的治療の手段、漢方薬にしても銭灸の技術にしても、東洋医学を補助的に用いるという立場が圧倒的に多いわけです。ペインタリニックにしても、あるいは漢方薬を、例えば西洋医学の理論から名づけられた病名に基づいて糖尿病には何々、肝炎には
○針生雄吉君 先日、厚生委員会にお邪魔しましたときに、文部省関係の質問を二つ時間の関係で省略してしまいましたので、申しわけありませんので、その質問を最初にやらせていただきたいと思います。今回の改正案に関した質問にはその後で移りたいと思います。 最初に、医学教育と看護教育に関して二つの項目を確認させていただきたいと思います。 一つは、我が国の大学の医学部において近年東洋医学の講義を実施している大学
○針生雄吉君 お見通しのようでございますが、医師法の十一条とか九条にあるそういう医師、それはもちろん我が国は法治国家でございますのでそのとおりであると思いますけれども、まあ口幅ったい言い方でありますが、高いか低いかは別として、違った立場から、次元から見ますと、今の医療というのは人の生命を救う営みだというような言い方をすれば、その人の生命を救う医療という営みに携わる者であるというこういう拡大解釈をしたい
○針生雄吉君 一応私の見解を述べさせていただきますと、私は、一面的な言い方になるかもわかりませんけれども、人の生命、人の命を救う営みといいますか、そういうふうに主張したいんでありますが、一人一人の生命に存在しているいわば内発的な力、生命力を発揮できるようにしてあげるという、そういう営みが医療ではないか。 つまり、精神的にも肉体的にも生命力を増強させる営み。ですから、生命といいますと摩訶不思議なあいまいもことした
○針生雄吉君 私の質問について先に概要を述べさせていただきたいと思いますが、最初東洋医学の再評価という項目で、これは我が党の医療政策の柱の一つにそういったニュアンスの政策がございますので、そのことについて一項お聞きしたい。それからOT、PT、理学療法士、作業療法士についてお伺いしたい。さらに看護婦さんの問題について、あと時間が許されれば潜在看護婦さんの問題についてというふうに御質問をしたいと思います
○針生雄吉君 もう一回解説をし直しますと、十四歳以下でたばこを吸い始めますと吸わない人よりも十二倍も死亡率が高い、それから高校生ぐらいから吸い始めて大人になって、高校生を大人と言うかは別として、大人で吸い始めれば一・七倍とか一・三倍とかという一けた低い数字、つまり初等教育からの禁煙教育の重要性というものも示していると思います。いずれにしても、要するに長い年月たばこを吸っておれば、長ければ長いほどがんで
○針生雄吉君 今御説明がありましたとおりなわけでございますけれども、ちなみに世界禁煙デーというのが五月三十一日でございますが、一九九一年度のスローガンは「公共の場所や交通機関は禁煙に」というスローガンでございました。一九九二年は「タバコの煙のない職場」というのがスローガンであります。もう一つ、ちなみにその御説明のありました厚生省が音頭をとって募集しました禁煙標語の一九九一年、去年の優秀作品は「「たばこ
○針生雄吉君 桜前線が北上中で、全国至るところ入学式が行われておりますけれども、入学式についてのことは時間があれば触れたいと思いますが、最初に、本委員会においても過去にも検討されたことと思いますけれども。学校教育における禁煙教育について、復習をしながら政府の見解をお伺いしたいと思います。 まず、喫煙の害と功績について一席申し上げたいと思います。 初めに、喫煙と肺がん、特に扁平上皮がんとの間には密接
○針生雄吉君 次に、厚生省関係のお尋ねをいたします。 沖縄県の医療の分野における数々の問題点があるわけでございますけれども、その中で、離島の救急医療体制の整備状況、及び沖縄県には独特の医療制度として一九五一年の米国の民政府布令以来引き続いて現在まで存続している介輔、歯科介輔制度というのがございますけれども、それらの方々に対する評価というものに焦点を絞ってお尋ねをいたしたいと思います。 まず初めに
○針生雄吉君 私は、沖縄の問題に関しまして御質問をいたします。 読谷飛行場跡地利用の基本計画事業の促進に関しましては、去る三月二十六日の本委員会の審議で総理や長官を初め関係各省庁から親切かつ丁寧なる御回答を得たところであります。この事業の促進は、米軍基地返還後の跡地利用事業のモデルケースとして、単に読谷村や沖縄県の経済自立に直結するということのみならず、我が国全体の国益の増進への寄与が期待されるものと
○針生雄吉君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました看護婦等の人材確保の促進に関する法律案、社会福祉事業法及び社会福祉施設職員退職手当共済法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 医療や福祉の現場では、看護婦さんや福祉に携わる方々が大幅に不足し、月に十回以上の夜勤を強いられるなど働く環境も極めて厳しくなっております。私ども公明党は、高齢化社会を
○針生雄吉君 特に、文部省留学生の場合でございますけれども、留学させるときに義務づけるということはできないんでしょうか。国保に加入しなければ留学させませんよというようなことはできないものなんでしょうか。
○針生雄吉君 ちょっと確認でございますけれども、国民健康保険に加入する場合は一年以上在留すればという条件があるわけでございますよね。一年しか留学しない人の場合は、一年以上留学するんだという留学予定でもよろしいんでしょうか。
○針生雄吉君 本日の委員会のメーンテーマにつきましては、本日も今まで精力的に取り上げられたところでありますので、私はあえて触れないことにいたしますのでお許しをお願いいたします。 私は、外国人留学生をめぐる問題に関して二、三の質問をし、教えていただきたいと思います。いずれも外国人留学生、特に国費留学生に関することになりますけれども、少数の方々ではありますけれども、現場で外国人留学生と接しておられる方々
○針生雄吉君 各関係省庁と協議をぜひ速やかに開始するように大臣の方からも御指導をお願いしたいと思います。沖縄県の示している基本計画に沿って事業ができるように各省庁のお立場でそれぞれ御努力をお願いしたいわけでありますが、各省庁に確認の意味を含めましてお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず大蔵省にお尋ねをいたします。 冒頭にも触れましたけれども、一九七九年、昭和五十四年の十一月二十八日、参議院決算委員会
○針生雄吉君 各省庁が協力し合って連携を取り合って目標に向かって前進できるよう大臣の責任において推進することをお願いしたいわけでございます。 第三次振計との絡みがあってそう早急に関係政令、施行令の発令というのは簡単にできないとは思うのでございますけれども、第一次振計ができました昭和四十六年においてもかなりその政令の策定というのはおくれたという事実があるわけでありまして、できれば五月十五日の沖縄返還二十周年記念
○針生雄吉君 公明党の針生でございます。よろしくお願いいたします。 私は、縁があって参議院の議席をいただき沖特のメンバーに加えさせていただいておりますけれども、間もなくまたもとの医者に戻るという立場でございます。沖縄問題に関しましては、学生時代に国頭村の無料診療チームに参加した以降は沖特のメンバーになって二回沖縄にお邪魔した程度で、余りなじみのない人間が沖縄について語るというのは沖縄県民の方に対して
○針生雄吉君 そう言われますとかみ合いませんけれども、私は、エイズの予防教育の目指すべき目標は、いろいろあると思いますけれども、一つは、今、エイズの世界的流行によって人類存亡の危機ということが言われるわけであります。こういう言い方には異論もあるかと思いますけれども、世界に冠たる初等中等教育システムがありまして、そこで行われるべき的確な科学教育の成果をこの危機に当たって我が国が世界に対して示すべきであるというふうに
○針生雄吉君 性教育に関しましても正しい知識の普及ということが大切だというお考えをお聞きしまして、非常に心強く思うわけであります。 先日の新聞報道によりますと、文部省では、ことしの秋の配布を目指して、高校生向けのエイズの予防教育を充実させるための指導教材を日本学校保健会に作成するよう委託しているということでありますけれども、その内容はどのようなものとなりそうか、あるいは文部省としてその方向に関して
○針生雄吉君 公明党の針生でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私が本日取り上げますテーマは、昨年の四月の本委員会でも取り上げましたが、性教育に関することであります。今、春でございまして、スプリング・ハズ・カムでもありますので、春にふさわしいテーマであると存じます。 我が党は昨年末に「今こそ、新たな「人間教育」の展開を」と題した「新・いきいきした教育のための七つの提言」を内外に向けて発表
○針生雄吉君 先ほども述べました意見に追加して若干の意見を申し述べたいと思います。 エネルギーの需要を考えるについては、それを満たすための供給の確保が不可欠であります。将来的には核融合の利用が実用化すればエネルギー問題は解決するとも言われておりますけれども、核融合の開発はまだまだ初期の段階であり、これが実用化されるまでには、学者によって説が違いますが、なお数十年を要するとされております。その間のエネルギー
○針生雄吉君 まず最初に、我が党の資源エネルギーに関する政策の基本的理念を示す地球憲章について述べます。 公明党は、今月初め、地球サミットへの熱き思いを込めて地球憲章を提唱しました。 本年六月、ブラジルのリオデジャネイロでいわゆる地球サミットが開催されますが、この国連会議の最大の目標は、環境と開発を統合する理念である持続可能な開発の具体化と言われております。環境を破壊し資源を浪費する従来型の開発
○針生雄吉君 特に、私学の留学生会館に対する国庫補助の強化を推進していただきたいと思うわけでありますけれども、留学生を擁するすべての私学に留学生会館の設置を義務づけるということはできないのかどうかということと、それから地方自治体などの公益法人が設置、運営する留学生会館についても、お話がありました税制上の優遇措置以外に国庫補助などの援助を加えることができないのか、その点についての見解を伺いたいと思います
○針生雄吉君 ありがとうございました。公約に近いものであり、品格ある文化大国としてのあかしという、そういう御所見をお伺いいたしまして、ますます心強く感ずる次第でございます。 二十一世紀を迎える世界の潮流といいますか、流れといたしましては、世界のリーダーたらんとする国は、軍事力で恫喝しようなどという姿勢はもう論外でありまして、また経済力オンリーでも世界の国々を心から納得せしめることはできませんし、世界
○針生雄吉君 公明党の針生と申します。よろしくお願いいたします。 まず初めに、我が国における外国人留学生にかかわる問題について種々御教示を賜りたいと存じます。 宮澤総理は所信表明演説の中で、「我が国が国際社会において名誉ある地位を占め、国民が誇りを感ずることができる品格ある国となるよう、全力を傾けて国政に取り組んでまいります。」と述べておられますけれども、本日の午前中、大臣のごあいさつをお聞きいたしまして
○針生雄吉君 次に、新エネルギーあるいは未利用エネルギーの開発等についてのお尋ねをしたいと思いますが、非常に広い範囲にわたる問題でありますけれども、簡潔にお答えを願いたいと思います。 石油代替エネルギーに関しまして、二酸化炭素の排出がない、あるいは少ないということで新エネルギーが今後のエネルギーとして期待されておりましてその研究開発が進められているわけであります。そのうち燃料電池、太陽電池について
○針生雄吉君 国民の皆様方に省エネルギー対策についての協力を要望するということも大切ではございましょうが、政府としても基本的な立場でのエネルギー供給の対策をしっかりと立てていただきたいと思います。 次に、国際的なエネルギー使用の節減への国際協力の推進も必要であると思います。特に発展途上国を中心とした日本からの省エネルギー技術の国際移転についての協力、普及というものが不可欠と思われますが、我が国としてどのように
○針生雄吉君 我が国のエネルギー需要の伸び率は、先ほどありましたように年率三ないし五%もの高さになって、政府の想定による二〇〇〇年までの長期エネルギー見込みの年率一・六%をはるかに上回っているわけでありますが、これに対して、供給の方は長期見通しの達成すら絶望視されているという現状であるわけであります。このような状況から、やがて重大なエネルギー不足を招きかねないということでございますが、政府としても大幅
○針生雄吉君 国際的にも、感染、発病のいろいろな研究であるとか、予防、治療などエイズ根絶に向けて我が国においても優秀な人材を育てて研究業績を上げて、性教育の面であるとかあるいは公衆衛生の面であるとか、そういう面での人材を育成して世界のために貢献するというのも我が国の国際貢献の大きな柱であろうと考えるものであります。この点も鋭意推進をしていただきたいと思います。 時間の関係できょうは詳しくは触れられませんけれども
○針生雄吉君 最近、アメリカのプロパスケッドボールのスタープレーヤーのアービン・ジョンソン選手がエイズウイルスに感染していたと報ぜられて話題となりましたが、彼のような感染者は全世界で四千万人にも上り、発病したエイズ患者数は全世界で少なくとも四十二万人に達しているということであります。我が国でも、本年八月未現在の累計で感染者が三百二十三名、患者数百十三、死亡五十七でありまして、増加の傾向にあるわけであります
○針生雄吉君 仮渡しを推進するためにぜひ評価員の査定作業を早めるというそういう指導の方向を強めていただきたいと思います。 次に、個人のレベルでの共済金にかかわる問題ではございませんけれども、農業共済団体が農業共済基金から融資を受ける場合に、その借入利息を軽減してもらいたいという声がありますけれども、この金利を軽減できないものかどうかお伺いをいたします。
○針生雄吉君 共済金を年内に支払うことが事実上不可能であるとするならば、共済金の仮払いあるいは内渡し、仮渡し、そういうことを行って農家を救済すべきではないかと思います。このためにも評価員の査定作業を早めることが必要だと思いますけれども、この点、仮渡しという点についてお答えを願いたいと思います。
○針生雄吉君 今回の台風十九号が農作物及び農業施設に与えた被害はまことに甚大でありまして、農作物のみの被害だけでも全国で三千五百五十六億円を上回っておるわけであります。農作物の被害に限っても、水稲やかんきつ類の被害も巨額に上っておりますけれども、特に収穫を目前にしたリンゴ、ブドウ等の落果、樹体損傷など、果樹の被害は甚大でありまして、果樹栽培農家にとってはまことに壊滅的な今回の台風被害でありました。
○針生雄吉君 今のお答えによりますと、かなり米軍施設としては協力をして、その節水効果も上がっているというふうに了解してよろしいわけでございますね。
○針生雄吉君 私は、沖縄県における水資源の安定供給確保に関して質問いたします。 ことしの沖縄県地方における異常天候は、エルニーニョ現象の影響で台風による雨も期待できず、あるいは百年来の渇水と言われるほどの危機的状況をもたらしておるわけであります。那覇市内の主婦の方に聞きますと、もう六月以来夜間断水が続いていて今晩も夜間断水だろうというふうなことを言っておりまして、貯水タンク設備のない住宅では殊さらということであります
○針生雄吉君 ぜひ地域振興整備公団に移管するような措置をお願いしたいと思いますが、ただ単に運が悪かったというな片づけ方ではなくて、ひとつ公平な、いわばポスト八次の振興対策の基本政策にかなうものとしての特別の御配慮をお願いしたいと思います。 大臣、これについて御所見があれば承りたいと思いますが。
○針生雄吉君 そのような基本方針のもとに弾力的な運用を強く望むものであります。 次に、先ほど申し上げましたように特定の自治体に関することでいささか申しわけないのでございますけれども、北海道の三笠市の事例に関して大臣の御所感をお聞きしたいと思います。 過去五年間における最大規模の閉山は、御承知のように平成元年九月の北炭幌内炭鉱の閉山、これは生産量百十五万トンでありました。その北炭幌内炭鉱のありました
○針生雄吉君 「過去の歴史に対する反省と責任を感じない指導者は、現在及び将来においてまことの指導者とはなり得ない」というのはワイツゼッカー・ドイツ大統領の言でございますけれども、まことの指導者たり得る大臣としての御答弁を切にお願いをいたしたいと思います。 個別的なことになりますけれども、北海道の三笠市のことに関連いたしまして大臣の御所見をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 本年六月